・FRPはなだらかに貼る
FRPを貼り付けていくとき、場所によっては直角になるような場所もありますが、その場合はそのまま貼り付けません。
内側のカドにはパテを盛るなどし、外側のカドは削って面を落とすなどして、ある程度なだらかにしてから貼り付けます。
なぜそんなことをするのでしょうか?
・直角部分は隙間ができやすい
ロールから切り出したFRPは、そのままカドに押し当てても隙間ができやすく、空気が入り込むと強度など性能に支障が出てしまいます。そして、その解決策がパテ盛りと面落としです。

FRPを切り出す前の状態

パテ(緑部分)を盛り、面を落として貼り付けた状態
・FRPを隙間なく貼る
角を曲面にすることにより、樹脂を含浸させて貼り付けた際に生じる気泡もローラーで追い出しやすくなります。その結果、気泡もなくきれいに仕上がり、性能としてもしっかりしたものを造ることができます。
パテ以外の方法もありますが、船舶というい大きな構造物の建造をなるべく早くコストをかけず、かつ性能を担保して行うためにこのような方法を用いています。
細かい部分ではありますが、ひと手間を加えることが大事であり、大切な作業となっています。




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